カーリングはテニスを見るのと同じくらい楽しい。


平昌オリンピックに男女ともに日本チームが参加したおかげで、カーリングの試合をネット配信やテレビで沢山見ることができ、楽しい冬を送ることができています。

カーリングはショットのコース取りを見るのが面白く、テニスの試合みたい。

今回のオリンピックの参加国(男子)の印象を現役テニス選手に例えると、
予選トップのスウェーデンは、フェデラーという感じ(レジェンド選手だとボルグかな)。安定した卓越したショットに「上手い!凄い!」の連続。特にスキップのNiklas EDIN選手は重要な局面で難しいショットを確実に決めるので、フェデラーのイメージと重なるものがありました。エメラルドのような瞳が印象的なサードのOskar ERIKSSON選手も、テイクアウトもドローも確実で、盤石な強さの立役者といった感じでした。
スイスチームは忍耐強くストイックにショットを重ねるところが、長いラリーを制するジョコビッチの様だと思いました。
序盤は不調ながら怒涛の追い上げで決勝トーナメントに勝ち進んだアメリカは、油断できない潜在的パワーがある感じのヴァブリンカ。
カナダは力強い雰囲気と常に上位にいるところがラオニッチ。
今回は決勝トーナメントに進めなかったチームにも印象的なチームが沢山ありました。
ノルウェーチームは、派手な柄のユニフォームで話題になりましたが、プレイの方も面白い!テニス選手でいうとナダルという感じがします。調子が良いとスーパーショットで一気に勝負を決めてしまうような、ワクワクするチーム。
イギリスチームはアンディマレーの様な、粘りと力強さの両面を備え、最後まで目が離せないプレイをしてくれる。選手たちは海外ドラマのアウトランダーに出てきそうなタフな雰囲気。サードのミュアヘッド選手の直向きで粘り強いショットに注目しながら見ていました。
そして日本チームは錦織圭選手でしょうか。多彩なショットで相手のペースを乱す、台風の目の様な感じ。まだまだ伸びしろがありそうで、今後も期待したいです。