震災から2ヶ月 願うこと


あの日から2ヶ月。今でも被災地のニュースを見ていると涙が出てしまいます。

昨日は、福島の避難地域の人々の一時帰宅の様子がニュースで流れていました。
防護服を着て、たった2時間の帰宅。放ってきた牛を心配する農家の人、ささやかな身の回り品や思い出を持ち帰る人…。見ていて切なくなりました。

被災地の小学生たちも授業が開始され、先生たち大人も戸惑いながら暮らしているようです。
帰る場所は避難所の体育館。
この子供達は将来どんな大人になるのだろう?と想像してみますが、明確な姿を思い描くことができません。私の想像を超える体験をしているので…。

大人達は時間とともに、現実が見えてきます。
これからどうやって暮らしていけば良いのか、子供達をどうやって育てて行こうか、生きていくことの困難さを感じているのではないでしょうか?
辛抱が続く人たち。
でも、とにかく生きてほしい。
子供達の笑顔を思い浮かべながら、前に向かって生きてほしい。